節目の年のアリス あなたの知らない広瀬アリス…全領域広がる役柄「どんと来い」
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ドラマ「全領域異常解決室」で警察官役に挑戦する広瀬アリス(撮影・足立雅史)
広瀬アリス(29)の多彩な引き出しに魅了される秋になりそうだ。放送中のフジテレビ系「全領域異常解決室」(毎週水曜午後10時)で不可解な異常事件の解決に奔走する警察官・雨野小夢を演じている。コメディエンヌとしての印象を強め、世代トップ俳優の一角となった20代。30代への端境期の今、役者として思うことを聞いた。【望月千草】
★多彩引き出し
取材部屋で広瀬の到着を待っていると、ドアの向こうから高く弾むような笑い声が聞こえてきた。見えなくても、中心に誰がいるのかはすぐに想像できた。
気取らず、飾らない。今作の作風にかけて身近で起きた“ミステリー”を問うと、遠慮がちに「すっごい小さい話なんですけど…」と口を開いた。「最近洗面所にG()が出ました。引き出しを開けた瞬間に出てきて、『ギャーッ』って扉を閉めました。それ以来、その扉を開けていません」と頭を抱えた。手首をしならせ「扉の奥の方に、Gを倒すやつをポーンって(投げ)入れました」。神妙な表情かと思えば、数秒後には豪快に笑う。周囲も釣られる。その場を軽やかに陽気に包むのは、誰もができることではない。
「全領域-」は、神隠しやシャドーマンを思わせる“不可解な異常事件”に挑んでいく物語。演じる雨野小夢はオカルト否定派だが、広瀬は「日常にないものが好き」。学生時代、“不思議なこと”にまつわる本を図書室で読みふけったことも。だからこそ、作風にひかれる。「作中の会話も全部面白い。『シャドーマンかも知れませんね』『え?』っていうやりとりだったり、『UMA』とか未確認生物の話を真剣にしていてシュールです」。藤原竜也(42)演じる超常現象のスペシャリスト興玉雅とバディを組み「大いに振り回されたいですし、その後ろを必死について行きたいです」という。
デビュー17年目。苦楽を乗り越え「お芝居が楽しい」とかみしめる。17年NHK連続テレビ小説「わろてんか」での女漫才師役が好評を博し、コメディエンヌのイメージが定着した。ただ、近年はそれとは異なる作風への出演も続く。WOWOWのリーガル・ミステリー「完全無罪」では弁護士、フジテレビ系「366日」では悲劇に直面しながらも愛する人を思い続けるヒロインを演じた。意識的にかじを切ったわけではないという。ただ「この年になってやれる役の幅がめちゃめちゃ広まって、いろんな役に挑戦したいなと思っています」と明かす。「もちろんコメディーを強みとしているんですけど、『こういう広瀬もいるんだよ~』っていうのは、やっぱり今年30歳になるのでどんどん広げたいです。引き出しは『質より数』と思っています。それがいつか質に変わる瞬間は来る。『できないことはないっしょ!』っていうマインドなので(笑い)」。
モットーは「やるんだったら楽しく」そして「よく寝る」。幼い頃から「ゲラゲラ笑っている」記憶ばかり。「楽しいお仕事なんて圧倒的に少ないですし、ドラマの撮影も『せりふが大変だな』『昨日遅かったら寝れてないな』とか、楽な撮影なんてない。だから『やるんだったら楽しい方が良くない?』って思います」。デビューした10代の頃から軸は変わらない。
(※以下略、全文は引用元サイトをご覧ください。)
引用元: ・【芸能】節目の年のアリス あなたの知らない広瀬アリス…全領域広がる役柄「どんと来い」 [湛然★]
肩幅が狭くなったよね。
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